ジョーバン・バロック・アンサンブル 第33回演奏会
〈バロック音楽の宴 ~ホルンと共に~〉
2023年5月13日(土)*終了しました。
13:15開場/14:30開演
13:30-14:00 プレトーク&体験〈ナチュラルホルンってなあに?〉
塚田 聡 ナチュラルホルン/フラウト・トラヴェルソ
飯島 さゆり ナチュラルホルン
高橋 明日香 リコーダー
大久保 幸子 バロック・ヴァイオリン
岡本 正之 バロック・ファゴット
鴨川 華子 チェンバロ
一般3,000円・高校生以下1,000円
会場:アミュゼ柏 クリスタルホール(柏市柏6-2-22/柏駅東口より徒歩7分)
後援:柏市教育委員会
G.Ph.テレマン
五重奏曲 ヘ長調 「幸運」 TWV55:F8
五重奏曲 ヘ長調 「狩」 TWV55:F9
ターフェルムジーク第一集より 四重奏曲 ト長調 TWV43:G2
ファゴット・ソナタ へ短調 TWV41:f1
J.S.バッハ
トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
D.パーセル
トリオ・ソナタ 第3番 ニ短調
プレトーク&体験〈ナチュラルホルンってなあに?〉13:30-14:00
バロック時代に使われていたナチュラルホルンは真鍮の管を巻いただけの無弁のホルン。
出演者による楽しいトークでその仕組みと魅力を解き明かします。コンサートの聴きどころも紹介!
*体験参加者募集〈あなたのホルンもナチュラルホルンに早変わり!?〉
吹奏楽部員、オーケストラ部員、音大生、愛好家のみなさん!ホルン吹きならどなたでも歓迎です。ご自身のホルンをお持ちください!ステージ上で「ナチュラルホルン体験」をしてみませんか?
第33回演奏会《バロック音楽の宴~ホルンと共に~》は、ジョーバン・バロック史上最高となる156名のお客様をお迎えして盛況のうちに終了しました。
常連さんも初めての方も、ご来場いただきまして本当にありがとうございました。プロの演奏家もたくさん聴きに来てくださいました。終演後には柏出身の演奏家のまわりがさながら同窓会のように盛り上がっていたのも印象的でした。
演奏会に先立って行われた〈プレトーク&体験「ナチュラルホルンってなあに?」〉も大変好評をいただきました。こういった企画にも今後またチャレンジしたいと思います。
〔トピック1〕
第33回演奏会の会場は、アミュゼ柏クリスタルホール。ジョーバン・バロック・アンサンブル史上最も大きな会場での開催になります。
今回は、ホルン奏者が2名参加しワークショップも開催します。
この演奏会で使われるホルン(写真)についてちょっと解説しましょう!
ホルンはその昔、狩猟の場で肩から楽器をかけ、後方の仲間に信号を送るために使われていました。獲物を仕留めた際に戦果を誇るため、休憩の合図などさまざまな信号音を馬上から吹奏していたのです。
バロック時代に入ると、そんなホルンも楽器の仲間として徐々にほかの楽器と共演させてもらえるようになってきます。
しかし、出せる音は基本的に自然倍音のみで、音質は狩そのものの粗い響きをもっていました。
そんな明るい長調しか奏でられない自然児ホルンは、屋内にいながらも自然を感じさせる、野外の描写に欠かせない楽器として次第に歓迎されるようになってくるのです。
テレマンもホルンのために作品を書いていますが、いずれも「狩」を思わせる活気のある曲が多くを占めています。
さて、この「狩猟ホルン」とか「ナチュラルホルン」と呼ばれる楽器ですが、実は現代のホルンと基本的なところはつながっていて、同じ楽器ともいえる共通点があります。
当日13:30から開催されるワークショップでは、「あなたのホルンもナチュラルホルンに早変わり」と題して実践を交えながらお話しします。
ホルンを吹くみなさんは、ぜひご自身の「現代のホルン」をお持ちください。
あなたのホルンをナチュラルホルンに早変わりさせてしんぜましょう!!
〔トピック2〕
たった6人とは思えない多彩な楽器の組み合わせで、華やかなプログラムをお届けします!
5月13日は、アミュゼ柏までぜひお運びください!
テレマン:五重奏曲「幸運」・「狩」(リコーダー、ヴァイオリン、2本のホルン、ファゴット、チェンバロ)
テレマン:ターフェルムジークより四重奏曲(ヴァイオリン、フルート、リコーダー、ファゴット、チェンバロ)
D.パーセル:トリオソナタ(ヴァイオリン、リコーダー、ファゴット、チェンバロ)
J.S.バッハ:トリオソナタ(フルート、ヴァイオリン、チェンバロ)
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