ジョーバン・バロック・アンサンブル

第29回演奏会

ジョーバン・バロック・アンサンブル第29回演奏会

「旅するリコーダー ドイツ編」

《葡萄の家チャリティーコンサート》

*今公演はNPO法人「葡萄の家」の活動を応援するチャリティーコンサートです。「葡萄の家」は知的障がいを持たれている方とご家族を支援する団体で、柏市逆井にてケアホーム「第一ぶどうの家」を運営しています。

 

2021年10月17日(日)*終了しました

14:00開演/13:30開場

 

高橋 明日香 リコーダー

邊保 陽一 リコーダー

鴨川 華子 チェンバロ

 

全席自由 2500円

会場:森のホール21 レセプションホール

新京成線「八柱駅」・JR武蔵野線「新八柱駅」南口下車、徒歩約15分

またはバス約5分(新京成バス 小金原団地循環・バス案内所行、もしくは新松戸駅行き、「森のホール21・公園中央口」下車)

 

G.ムッファト/パッサカリア ト短調

J.C.ペツ/《コンチェルト・パストラーレ》よりパッサカリアとアリア

G.Ph.テレマン=G.ショッカー/ファンタジアと幻影 第9番 ト長調

J.S.バッハ/トリオ・ソナタ 変ロ長調 BWV1039

J.S.バッハ/ソナタ ロ短調 BWV1030

J.G.ミューテル/ソナタ ヘ長調

アンコール

アンコール:テレマン/《トリオ・ソナタ ハ長調》よりクレリア

 

高橋 明日香 リコーダー

上野学園大学音楽学部卒業、東京藝術大学大学院修了。皇居にて御前演奏を行う。全国各地で演奏活動する一方、柏を中心にリコーダーアンサンブルの指導にも力を注ぐ。洗足学園音楽大学講師。

 

邊保 陽一 リコーダー

ケース・ブッケ氏とデュオコンサートツアーを度々行い、共にCDを録音するなど精力的に活動。YouTubeチャンネル『Compleat Recorder Master』を開設。http://hembo.jp/

 

鴨川 華子 チェンバロ

東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学チェンバロ専攻修了。第9回古楽コンクール最高位、第7回栃木[蔵の街]音楽祭賞、ブリュージュ国際古楽コンクール入選。

 

*定員2分の1以下の座席数で開催します

*マスク着用、検温、手指消毒など会場での感染防止対策にご協力をお願いします

*体調がすぐれない方はご来場をお控えください


[2021年10月6日更新]

10月17日(日)に開催する第29回演奏会に向けて、メンバー一同、練習に励んでおります!

今日はプログラムの核となる2つの作品をご紹介します。

<J.S.バッハ作曲 ソナタ ロ短調 BWV1030>

ロ短調のソナタは、バッハのフルート・ソナタの中で唯一自筆譜で残っている作品で、フルートとオブリガートチェンバロの為に書かれています。

リコーダーはフラット系の楽器ですので、シャープ系のロ短調を演奏するのは困難を極めますが、半音低いA=392HzのF管アルトをA=415のE管アルトとして用いることで、演奏を可能としています。今回は名工・平尾重治氏製作の象牙マウント付き、ブレッサンモデルの深い音色でこの珠玉の名曲をお楽しみください。(邊保陽一)

<J.G.ミューテル作曲 ソナタ ヘ長調>

ミューテルは18世紀後期にドイツで広がった「疾風怒濤主義」を代表する音楽家です。今回演奏するフルートソナタは、ミューテルの唯一のフルート作品です。

フリルのように繊細な装飾音、突如目の前に立ちはだかるアルペジオ、心地よく前進していると思ったら突然立ち止まったり…といった彼の内面性が表れた独特な音楽をリコーダーで表現するために、今回はあえて、原曲のニ長調からヘ長調に移調し、アルトリコーダーで演奏いたします。(高橋明日香)


第29回演奏会「旅するリコーダー ドイツ編」(葡萄の家チャリティーコンサート)、無事に終了いたしました。

前回に続き天候不良だったにも関わらず、チャリティーにご賛同いただいて大勢の方々がご来場くださったことに、心より感謝申し上げます。「森のホール21 レセプションホール」はよく響く上に、外の景色を眺めながら聴いていただける素敵な会場でした。

さて、「旅するリコーダー」というテーマで私たちは3年毎に2012年イタリア、2015年イギリス、2018年フランス、2021年ドイツを周遊してきました。2024年はどこに皆様をお連れするか思案中です。どうぞお楽しみに!